[7周年特別企画] アリー 人生逆転ゲーム(2)
アリー 人生逆転ゲーム(2)『現在(イマ)の価値』
「アリーくんに枕をやれとは、まだ誰も言ってないのだけど・・・
まあ・・・」
「ここに連れてこられたというこは、アリーくんの現在の状況・・・
ポジションというのは、大体想像はつく・・・し」
「そのような発想に至るのも、まあ、解る」
「・・・・・・」
「おそらく、アリーくんの今、現在のポジションというのは、
この業界での最底辺。最底最悪の状況・・・」
「事務所に言われるまま、取引先の関係者の元に行き
接待を行う、接待要員」
「まあ、俗にいう枕要員っていうヤツ。」
「・・・・・・」
「ぜんぜんダメ」
「釣り合わない、交換レートとして。アリーくんを
差し出しても無意味」
「ローラは、将来有望なタレントなのは間違いないし
モノにしたいと思うような価値はある・・・が」
「アリーは『ゼロ』・・・ツ!。価値が全くのゼロ
枕要員の女など、虫けら以下のゴミクズ・・・」
「ローラの代わりにはならない。そう思うだろ?」
「・・・・・・」
「じゃあ・・・、枕の話じゃない?」
「枕要員にまで落ちてしまったら終わり。偶にどん底から
這い上がってきた。みたいな話があるけれど・・・」
「残念ながらモノには限度があってな・・・・・・・・
アリーくんはアウツ・・・・!」
「・・・・・・」
「フフフ・・・。ラッキーだったな、実にラッキー。
まれにも見ない大盤振る舞い・・・」
「普通ではありえないような話ラッキーガール。
アリーくんは実に幸運・・・。」
「ラッキー・・・?」
「現在のアリーくんでは、とてもローラーの身代わりは
勤まらない・・・。そこで今回・・・」
「アリーくんを芸能界にデビューさせ、売り出すコトに
なった。」